少し前から、離れて暮らしている両親にも、なんとかMEC食・糖質制限をやってもらおうと少しづつ働きかけています。
どちらかと言うと、MEC食というよりは糖質制限という意味合いが強いですけれども、ちょっとづつちょっとづつ浸透させていきたいなと思っています。
きっかけは・・父の糖尿病
私の父は、糖尿病です。毎日インシュリン注射をしています。
お酒は飲みませんが、タバコはやめられず(家族に隠れて外で吸っています。バレバレなのですが・・・)、甘いモノが大好き。ご飯よりもパンが大好き。特に惣菜パンよりもあまーーいパンが大好きです。
特に家にいる間はタバコが吸えないので、甘いものについつい手が伸びがちです。あまりに際限なしに食べるので、母が隠しておいて、量を調節するようには心がけているようですが、きっと外でも食べていると思います。
父の父、つまり私の祖父も糖尿病でした。お酒は飲みませんが、タバコは止められず、甘いモノが大好き。父と全く同じです。そして、75歳と比較的若くに亡くなってしまいました。
本人は元気にしているつもりのようですが、甘いモノをむさぼるように食べていたり、ヘルシーなつもりで昼はソバのみにしていたり。その割にソバの後にあんころ餅食べたりしていて。
1年半前から実家を出ているのですが、本当に食生活が心配でした。
母はというと・・・
母はというと父ほどではありませんが、やはりメタボ体型です。退職してからプールに通い始め、かなり痩せましたが、まだまだメタボ体型。
ジムのレッスンとの時間の兼ね合いで面倒だからという理由で、お昼はおむすびなどで済ませることが多いようです(父にはサラダなどを作っておいておいているらしい)。
母方の祖母が最近ガンで亡くなったこともあり、さらに糖尿病の父の食事を作るのは母ですから、どうにか糖質を抑えた食生活にシフトしてもらいたいな~と思っていました。
実家に糖質制限を!どうやる・・・?
本当は、私がMEC食を始めて成果が出てから、その成果を武器にMEC食を導入していくつもりだったのですが・・・。残念ながら私の成果が芳しくないため別のアプローチを考えることにしました。
MEC本→断念
最初は、渡辺先生の本を両親にわたして、食べてもらうことを考えましたが・・・残念ながら両親は活字をよむ習慣がありません。雑誌は読みますが、小説や単行本を読んでいる両親を見たことなんてありません。ちょっと見せたけど、コレは読まないなあ・・・・という反応。わかりやすいとかわかりにくいとかの問題ではなく、もう活字の時点でダメなのです。
残念。
本当は、読んで欲しいのですけどね。
糖質制限レシピ→食いついた!
考えた末、糖質制限のエッセンスが乗っている、写真多めの本を渡すことにしました。
とにかく文字が多いと拒否反応が出るようなので、文字は少なめ。大切なエッセンスだけでいいから、大文字で流し読み出来てるもの。ついでに母が実践しやすいように美味しそうなレシピが多いものを!
と本屋に探しに行きました。
何冊もあって迷ってしまうし、わたしは活字を読むのが好きなので、イマイチどれが活字嫌いの両親にヒットするのか分からない・・・と思ったので、あまり本を読む習慣のない友達に付き合ってもらい、彼女の意見も参考に本を選びました。
それがこれ!
カロリー制限してるの?っていうフレーズが引っかかってくれるといいなあ・・・って思いながら、まずは父にわたしました。
中身のエッセンスを、これを見た父の反応とともにお届けしますね。
父:「痩せたければステーキだとー?」
わたし:(そうなんだよー!)
父:「お母さん、ソバは砂糖と同じなんだってさ!俺もうソバ食べない」
わたし:(しめしめ)
父:「おい、玄米もだめなのか」
わたし:「白米よりはマシみたいけどね、結局は同じみたいよ」
父:「お母さん、おれは米もやめる」
わたし:(しめしめ)
・・・とまあ、期待通りの反応を示してくれまして、それ以来ほとんど米は食べていないようです。パンはたまに食べているようですが、それでも前のように毎日毎日食べる・・・というのはやめた模様。
甘いものも、前よりは控えようという意識はしているみたい。食べてはいますが・・・
100点満点ではありませんが、今までの生活よりはだいぶ改善されていると思いますし、このまま見守っていきたいと思います。
最近、MEC食の漫画本が出ましたが、次はレシピ本が出てほしいな~~!そしたら両親に渡せるのに。